「本業を持つ組織からイノベーションを起こしづらい」のは、世界各国の企業の共通の悩みです。既存事業の慣習や経営の常識が、イノベーション活動を阻害するからです。そのような悩みを抱えた国が59カ国集まり、イノベーション・マネジメントシステム(IMS)の国際規格、ISO56000シリーズが2019年に発行されました。
IMSAPスタジオは、同規格づくりに日本を代表して最初から参画している一般社団法人 Japan Innovation Network が提供する、日本初の IMS実践者向けの入門プログラムです。
【スタジオの目的】
世界最先端のイノベーション・マネジメントシステム(IMS)の知を習得し、実践する覚悟を決める
【スタジオの提供価値】
- 世界最先端の知を得る ⇒ISO56000シリーズに基づき、IMSの要素とあり方を体系的に習得する
- チーム構築 ⇒各社3-5名で参加し、IMS導入・実践の中核となるチームを構築する
- IMS導入準備 ⇒担当役員の合意獲得を含む、IMS導入・実践に向けた道筋を立てる
- IMSコミュニテイ参画 ⇒IMS実践をめざす他企業のリーダーや専門家を含むIMSプロフェッショナルのコミュニティの一員となる
【スタジオの基本構成】
IMSAPスタジオは、動画学習、対話セッション、自社議論により構成されます。 ISO56002規格の詳細を動画コンテンツで学習し、対話セッションで他社の参加者およびJIN専門家と議論し、理解を深めます。その後、自社チームで自社の状況把握、IMS導入準備に向けた準備を進めます。
動画学習
- IMSの基本的考え方と国際規格 (ISO56002) の全体像および各章の詳細を20分×10本の動画で学習
- ISO56002 制定に参画した西口(JIN代表理事)による解説を動画化
- 参加者は都合の良い時間に視聴
- 出された課題を事前検討して、対話セッションに臨む
対話セッション
- 2時間×5回のオンライン・セッションに複数企業の参加者が集合
- JIN解説陣との対話や解説を通じ、規格の深い理解と自社適用のヒントを得る
- IMS実践を志す参加企業のネットワークや相互学習の機会が実践に向けた取組を加速
- 先進企業へオンライン・ベンチマーキング実施
自社議論
- 対話セッションで学んだことをもとに、自社実践に向けた適用のポイントや現状の課題を議論
- 議論を通じてIMS立上げに向けた自社チームを構築
※ スタジオには各社5名まで参加いただけます
※ スタジオ期間中は、IMS導入準備の目的に限り、動画コンテンツを社内利用いただけます(期間後は別途有料)
【参加条件】
- 自社の IMS 導入・実践に熱意あるリーダーの存在(役職は問いません)
- IMS 検討・推進に関わる3-5名による参加(活動を通じてチームを構築します)
- IMS 導入・推進を支援する役員の存在(不在の場合、活動期間中に探していただきます)
【活動予定期間】2020年12月-2021年3月(4ヶ月間)
対話セッション
- 第1回:2020年12月17日(木)15:00-17:00
- 第2回:2021年1月14日(木) 15:00-17:00
- 第3回:2021年2月4日(木) 15:00-17:00
- 第4回:2021年2月24日(水) 15:00-17:00
- 第5回:2021年3月11日(木) 15:00-17:00
【お問い合わせ・お申し込み先】ims@ji-network.org
活動内容の詳細は、プログラムのご案内(PDF)をご確認ください。